Nくんとの恋愛を語る上で、欠かせない存在というのが
強烈すぎるNの母、、、。
そして私はあいにく一度もお会いしたことがないのですが、
彼の父 その名も 「ひゃっほい」
も相当な兵(つわもの)らしいということでした、、。
ひゃっほい ってなんやねん・・と思いますがwww
実際にNの家の3兄弟 + 母 はみんなそろって
彼のことを 「ひゃっほい」 と呼ぶのがお決まりなんだそうです。
最初に、
「そういえば、Nのお父さんってどんな人なの??」と尋ねた時、
「かおり・・残念なことにうちの家にお父さんという人はいないんだよ、、、」
と真剣な顔して彼がいうので、
ああ、あまり触れてはいけないところをふれてしまったかな、、
そう思って、
ごめんね、言いたくもないようなこときいてしまったかも、、、 と
謝ったところ
「あ、 ひゃっほいならいるんだけどね、、、」 と苦笑い。←
ん???ひゃっほい・・・・?
ひゃっほいって誰???? で話を真剣に聞くことになったのですが、
私が20歳くらいの時の話なので
もう10年前ほどになりますが、
N家の両親は 家庭内別居 もいいとこ な夫婦関係だったといいます。
夫婦間での会話は一切なし。
普段過ごす部屋も別々。
大学生のNと
そのまた下にいるNの弟をなんとか大学に出さないといけないので
今はまだ離婚はせず、しばらくは我慢するつもり。 とN母は話していたそうです。
(その我慢の末、現在どうなったのかはわかりませんが、、)
いつから夫婦仲が冷めきってしまったのかを聞くと、
数年前に
ひゃっほいの両親が亡くなって(Nからすると祖父祖母)
ショックを受けたひゃっほいが毎晩のように飲み歩くようになり、
祖父や祖母が残した莫大なお金をすべてすっからかんにしてしまったこと。
これが大きな原因だったといいます。
N母が結婚相手の条件に
「貯金額」(1000万円以上)を挙げるのは
実にこの出来事が大きかったのです。
稼ぎがいいだけでは決してダメなんだと。
そのお金をどんな風に使える人なのか、
そしてしっかりと貯金をできる=管理できる という人でなくては安心できない。
大規模なリストラにあうこともないだろうし、ボーナスだって期待できる
公務員 でなくては 息子の嫁としては絶対に認めない。
そんな意を唱える N母が誕生したのはきっとこの辺りからでしょう、、。
正直 孫の顔なんかも見たくないし、(ガキは嫌いなので)
結婚に愛なんて一切いらない。
「お金」が全てよ。 を唱えるN母、、。
当時は、悔しくて悔しくて
くっそーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!と怒り狂っていましたが
今になると
そもそも私一人で
Nを養えるくらいに
頑張らないといけなかったのだろうか、、、?
と疑問しか残りません。←
Nくん・・・
それこそ男女不平等では??
父と母を失くしてすっかり意気消沈してしまったN父は、
直後に
「もう家のことはこれからみんなかあさんにまかせる・・」
という宣言を息子たちにしたんだそうです。
仕事はきっちりと行って帰ってくるけれど、
そのお金はすべて妻(N母)が管理をし、
子どもたちの進学に関することも全部 妻にまかせるようにしたと・・。
相談がある時はもう全部 母に言うようにして。 と。
Nは当時のことを振り返って
父親って存在は
本当に頼りない、みっともないものだと認識した、、。と言いました。
(もうめっちゃ悲しくなる、、、)
子ども3人を育てるとなるとなかなか生活もひっ迫してきて
N母は生活費が足りない分は自分がパートに出るなどして補いながら
せっせと働いていたんだそう・・。
そして結論。
お金がないとこんな苦しい思いをするんだ、、。
Nには絶対にこんな思いはしてもらいたくない・・。
と思ったのだといいます。
(もうそれって娘を産んだならわかる気もするけどさぁ、、←)
働きながら家事もして、子育てもして、、
そんな母の姿がとてもまぶしくて、カッコよくて
Nは 母さんの言うことなら間違いない。
母さんの言うことなら正しいと思える、信じられる!!! という感覚に陥ります。
その刷り込みは
5年ほどお付き合いした中でも一切ぶれることがなかった、、。
母さんさえ認めてくれたら俺は喜んでかおりと結婚したいよ!
母さんがねーー。。 の呪縛はしんどかったっ!!!!
あたしは母さんと結婚するんじゃないやい!!!!!って何度もキレてました。
少し話それましたが、、www
そして、飲み屋に通い続けてすっかり
お金を使い果たしてしまったN父。
この頃は、まだ「だらしない父親」というネーミングで通っていたらしく
伝説の「ひゃっほい」ネーミングはこの後、
兄20歳のお祝いに 父・母・兄の3人で
飲み屋を訪れた際に爆誕したのだそうです。
もうこれもまたすごいエピソード、、、。
N家のキャラクターは本当にみんな濃い、、、、。