♡高橋加央里diary♡

福岡在住♡サンリオ・ハーモニーランド大好きな三姉妹ママが綴る笑いアリ・涙アリ・営みアリ(!?)のにぎやかブログです♡よく車で思いつき旅に出かけてます♪各県のおススメスポットなどもお伝えします♪

映画鑑賞・紙の月

3日くらいかけて観ました。

宮沢りえさん主演映画「紙の月」

 

 

長女ちゃん出産後に旦那さんが、「入院中、時間あるだろうし本読んでみたら?

面白そうなのもってきたよ」って渡されたのが、たまたまこの本で。。w

(今観るとめちゃくちゃ面白いんだけど、産後すぐに読むべき本ではなかったなと思う。爆)

 

初めての出産。何もわからなかった第一子。

長女ちゃんをナースセンターで預かってもらっている間に

少しずつ、少しずつ・・読み進めていたんだけど

ある日、部屋のお掃除にきたおばあちゃんから

「産後はあまり目をつかわない方が良いですよ。小説は特におすすめしません!」

って言われて、えっっ!そうなんだー!と途中で読むのをやめてしまっていて・・

 

そしてこのコロナ休暇で、

HuluとかAmazon プライムとかでドラマや映画を

色々観て楽しんでいる時に急にふっと思い出して、

ああ、紙の月って観られるかなあ・・と気になって検索してみたらヒット!

 

率直な感想を述べると、

ある意味、ホラー映画よりも怖い作品でした・・。

 

 

銀行の外回り営業をしている

ごくごく平凡なパート主婦が・・・

顧客の孫(大学生)と会って恋におち、

ほんの出来心から、顧客から預かった現金1万円を使ってしまう。

つかったら、戻せばいいや。 最初は本当そんな感覚だったのに・・

 

途中からどんどん麻痺していく・・

数百万、数百万の横領の積み重ねが・・数千万に及んでいく。

旦那さんの単身海外出張をいいことに、

プリンターを購入し、家でせっせと偽の証書づくりをして

直接顧客へと手渡しにいく。

後半で会社に横領がばれると窓ガラスを椅子で叩き割って逃げ!←

その後は・・お楽しみ・・というようなストーリー。

 

 

恋に落ちた大学生とも、

最初はただ一緒にいるだけで幸せだった。

他には何もいらなかった。

 

でも彼に150万円の借金があるとわかって、

その額を肩代わり(厳密には顧客から横領)したあたりから、

やっぱり関係変わってしまったねーー・・・

「これ(150万円)を受けとると何かが変わると思う」

と最初は拒んでいた大学生。

「何も変わらないから、安心して・・・」

 

 

・・できることなら、

ここのシーンからやり直してほしい・・

というか

そもそも2人が出会わなければ、こんな悲劇は起こらなかったのに・・

ってすごく悲しくなる・・。

 

 

高級時計や車を買ってあげたり、

高級ホテルのスイートルームに週末連泊っていうのが2人の週末のお楽しみ・・

みたいになってくるんだけど、

2人の関係が、「お金ありき」なものへと変化していく様を見るのが、怖い・・

ましてやそれが自分のお金ではなく、自分の大切なお客さんから預かったお金・・となるともう・・・。

 

 

結局、大学生は新しい彼女を作ってしまう。

それも、毎月の家賃が30万円近い、主人公が買ったマンションに

新彼女を連れ込むという・・クズっぷり。。

 

自分も夫ある身だし、仕方がないことなのかも・・という心理が働くのか←

彼の心変わりが発覚しても、

「また来週会いに行くから・・」と静かに伝える主人公。

 

まっったくわからない・・・

私には理解できない2人の世界がそこにありました・・・・w

 

 

たった1人の男性との出会いで

こんなに変わるのかね。。。

 

 

いよいよ最後の方、

自分の使っていたクレジットカードが使えなくなって、

700円のランチ代も払えなくなる・・・

なんで?なんで??と混乱しはじめて、

サラ金で3000万円貸してくださいとお願いする公衆電話のシーンがあるんだけど、

その時まで、使った顧客のお金は返せるんだ。

まとめて返せば、問題ない。と彼女は信じていたんだ・・・

と気づいた時にはゾゾゾ・・・

 

 

 

お金は大切。

誰のために使うのか・・

誰と一緒に使うのか・・・

 

考えて使いたいと改めて思いました。