♡高橋加央里diary♡

福岡在住♡サンリオ・ハーモニーランド大好きな三姉妹ママが綴る笑いアリ・涙アリ・営みアリ(!?)のにぎやかブログです♡よく車で思いつき旅に出かけてます♪各県のおススメスポットなどもお伝えします♪

嗚呼、混浴。(後編)

takahashikaori.hateblo.jp

 

↑前編からぜひ読んでくださいね♡

 

 

 

混浴は少しハードルが高いの、、、。と妻は一人躊躇した。

 

ならば仕方ない 年の差が近いまだ幼き娘たちは3人まとめて
俺が湯船につけるとしよう。

 

「なあ、お前は一人そこらの川辺でも歩いてきたらどうか?」

 

「あなた、ありがとうございます。天ヶ瀬は初めてですので・・。

ええ、ぜひ!そうさせてもらいますね。」

 

軽く会釈をして妻は娘たちを俺に預け、そそくさと露天風呂を出た。

 

この風呂には、先客がおり、
大学生くらいの男2人が浸かっていて、妻は少し照れたようだ。

 

 

何も恥ずかしがることなどないのに・・。

江戸時代は、当たり前のように男女が身を寄せ合い、混浴をしていた。

混浴は大切な日本の文化だ。日本の誇りだ。

 

男性に身体をみられることが恥ずかしいという
妻の気持ちがどうも私には解せない。

 

 

さあ、もたもたしていると娘たちが風邪を引いてしまう。

急げ、急ぐのだ。服を脱がせ、先に湯船につけよう。

その後に、俺は服を脱ぐとして・・・・

 

そして

上半身のみ裸になり、これからズボンを脱ごうとした時に、

俺のズボンがブルブルと音を立てて震えた。

 

 

ん???携帯電話がなっている???

 

なんだ???こんな時に誰だ!???

 

 

早く湯船に浸かりたい気持ちで

少しイライラしながら電話を見ると

先ほど別れた妻からだ。

 

 

「どうした?道に迷ったか??」

 

 

「あなた、、、その、、お恥ずかしい話なのですが

どこにも厠が見つからないの、、、。

どうしましょう、、、、。」

 

 

「こんな所に厠なんかあるわけないだろう!!!
誰にも見つからないような場所で河原の端っこでしてこい!!!」←

 

 

そう言って電話を切ろうとしたその時だった、、、、。

 

 

ボトンッッッッ

 

 

 

!??????????

 

 

 

 

衝撃だった。。。。

 

 

 

なんということだろう、、、、

 

俺の携帯電話が、、、、、

 

指先からつるんっっと落ち、

 

 

 

あろうことか

 

 

 

湯船に向かって

真っ逆さまに落ちたのだ、、、、、、、、、。

 

 

 

うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

 

 

俺はとんでもない声をあげ、

そのまま、、

 

 

ズボンを履いたまま、湯船へと飛び込み

すぐさま携帯電話を救出した。。

 

 

ズボンを脱ぐ暇など余裕など

全くといっていいほどなかったのだ・・。

 

 

 

ズボン姿のまま半狂乱になりながら湯船へと飛び込むおじさんに

びっくりしたのとおかしいのとで

 

 

大学生2人はお腹を抱えて笑っていた。

(対照的に、娘たちは、驚きすぎて泣きそうな顔をしていたが・・)

 

 

「おいお前たち、今日みたことを絶対に明日誰かに云うだろう?」

 

少し恨めしそうな顔で、声色で俺は尋ねた。

 

 

「はい。きっと誰かに云います。」

 

 

 

「そうだよなぁ、、こんな面白い話ないもんなぁ、、・」

 

「はい。すみません。」

 

 

 

日がもう完全に暮れようとしている・・。

 

大学生二人組は、面白いものを見せてもらってありがとう!というような顔をして

ぺこっと会釈をして風呂を出ていった。

 

妻はまだ戻らない・・。

 

戻ってきたら即座に

なぜあのタイミングで電話をかけたのか??と問いただしてやる。(終)

 

 

 

 

 

 

今回は小説調で書いてみました。www

30分もかけずに書いたやつなのでクオリティー低めと思いますが

 

旦那さまから見聞きした情報をそのまま書きました。

 

 

なんとか湯船に落ちた携帯は

問題なく稼働しているようで一安心です。

 

 

天ヶ瀬温泉を一生忘れることはないでしょう・・。wwww